庶民の味方「富士そば」ミニカレーセット 550円
買って2ヵ月も経ってない4Kモニターが故障して修理に出していた為、1週間ほどブログが書けなかった。
その間に食べた物を駆け足で記録していこうと思う。
まずは「富士そば」
立ち食い系のそば屋では年代によって自分の定番が変わってきている。
20代の頃はぶっかけ系やとろろ系など色々食べていたのだが、ある時期から「天玉そば」一択になっていた。値段と満足度のバランスが良かったのもそうだが、一番の理由は外れが少ないというのが大きかったと思う。
冷たいそばに冷めた天ぷらがのってるのって、食べると美味しくなくていつも後悔してたんだよな...
30代半ばになると「玉」が要らなくなってきて「天ぷらそば」が定番になってくる。
そばもけっこう汁まで完飲してしまうので、生たまごで濁ってない汁の方が好みになっていた。
そして40代を迎えたある夏の日、富士そばで「もりそば」を注文した。
「もりそば」の美味しさに初めて気づき、それ以来「もりそば」が私の定番になっている。
この日は珍しくミニカレーをセットにしたが、普段は何かしらの天ぷらを注文することが多い。
一番好きなのは「春菊天」だが置いていない店もあるので、ないときは「紅生姜天」や普通の「かき揚げ」を注文する。
「もりそば」を食べるようになってから知ったのだが、富士そばでは「もりそば」と天ぷらを注文すると、天ぷらに温かい汁をかけてくれるサービスがある。
温かい汁をかけてもらうと、冷めて美味しくない天ぷらが美味しい天ぷらに復活するのだ。もちろん好みだろうが。
この日はそばを大盛にして紅生姜天を付けようかと思ったら、それならセットの値段とほとんど変わらないことに気付き、思わず「ミニカレーセット」のボタンを押してしまった。
時間帯にもよるのだろうが、こちらの店舗では注文を受けてからそばを茹でてくれるので、安定して美味しい「もりそば」が食べれる。
同じ材料とレシピのはずのチェーン店でも、作り手によって美味しくない料理を出す店があるんだよな。
そういう店は次第に淘汰されていくと思うが、安くて美味しい料理を出してくれる店には感謝です。
「もりそば」でもまずはそばだけをすする。
みずみずしくてコシもある美味しいそばだ。
そして汁に潜らせすする。
「富士そば」のカツオの出汁が効いて、甘味が少ない汁が私は大好きだ。
そして汁にネギを投入してすする。
ネギのシャキシャキ具合が加わり旨い!
安定して美味しいそばを出してくれる店では、ネギも安定して新鮮さを感じられる。
そしてわさびの出番がやってくる。
以前はわさびを汁にとかしていたのだが、ある日、隣のおじさんがそばの方にかけて、ワイルドにかき混ぜているのを目撃したことがきっかけで、それが美味しそうに見えて私も真似して食べるようになった。
とはいえ最初は混ぜずにそばを汁にひたして、その上にわさびを乗せてすする。
わさびの刺激が口全体に広がらず、部分部分でわさびの刺激を感じられて旨い♪
これを2すすりほど楽しんでから、わさびをそば全体に絡ませるように混ぜていく...といっても、わさびは簡単にそばとは混ざらない為、絡まっている部分と、絡まっていない部分に分かれている。
ある程度混ぜたら、あとはギャンブル気分でわさびの効いている部分と効いていない部分を感じながらすすっていく。
これがその時々によって様々な味わいとなり、最後まで飽きずに美味しく楽しめる。
シメはもちろん汁にそば湯を入れて飲む。格別に美味しいものではないのだが、なぜかホッとして幸せに気分になれる。
あっ…カレーを忘れていた。
ミニカレー。甘口のボンカレーのような懐かしい味わい。
富士そばでカレーは初めてだったので、印象をあまり覚えていない。
でも気付いたら+20円でミニカツ丼にもできることを知り、今度はミニカツ丼にしようと思ったこの日でした。
ご馳走様でした。