家系チェーン店「吉祥寺屋」醤油ラーメン(並) 550円(月一日限定)

関東全域に熱中症警戒アラートが発令されるほど暑かったこの日の仕事帰り、つい先日行ったばかりだったが、「富士そば」でもりそばとミニカツ丼のセットにしようと考えて歩いていると、「毎月11日は吉祥寺屋の日」の看板に遭遇する。

家系ラーメン550円をアピールした看板に思わず入店してしまった。

吉祥寺界隈に通勤するようになってまだ数か月だが、家系では「武道家」「洞くつ屋」「武蔵家」の3軒はすでに訪問済み。

あちこちで見かける赤い看板の家系チェーン店はよっぽどでない限り入店しないのだが、月一日限定の看板についつい誘われてしまったこの日だった。

家系ラーメンは10年ほど前にかなりハマって、当時は毎週のように通っていた思い出がある。

当時は埼玉に住んでいたので横浜家系ラーメンは貴重で、初めて家系にハマった時期は近所には1軒しかなく、通勤ルートに新しく家系ができると途中下車して食べにいったものだ。

それから数年経つと「町田商店」系の店があちこちでオープンし、その頃はまだ家系が増えるのが嬉しかったのだが、さらに数年後には「壱角家」系の店が爆発的に増殖する...ここまで店舗数が増えると、もうありがたみを全然感じなくなってしまっていた。週に1回以上は必ず食べていた家家ラーメンが、月1くらいまで減少するようになる。

とはいえ全然食べなくなった訳ではなかったので、適度にあちこちで食べているうちに、いつのまにか自店舗で「スープを作っている店」と「スープを作っていない店」で明確に分けていた。

別に自前でスープを作っていないからダメな店と考えている訳ではないのだが、よそで作られたスープを買ってきて調理している分、自前でスープを作っている店より割高になっている感じがする。

それと、万人受けするようにマイルドで癖のない豚骨スープになっているので、どこで食べても同じような味がして、行ったことがない赤い看板の店を見かけても「今ここに入る必要はないな。他に行く店がないときに入ろう。」と考えるようになっていた。

そんな中「家系ラーメン550円」の看板に釣られて入った店で注文したのは、もちろん

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醤油(並) 550円

まずはスープを一口。

おっ!しっかり熱々のスープで旨い。

いくら外が暑いからといってもスープがぬるくては美味しくない。

入れ放題の玉ねぎ→ゴマ→刻み生姜→にんにく→豆板醤と順に味変を楽しみながらスープまで完飲した。

以前食べた別店舗の「壱角家」ではイマイチ感を強く感じてしまったのだが、今日は美味しく食べられて、これで550円なら悪くないと思った。いつもこの値段なら選択肢に入るのだが…

また限定日に遭遇したら検討しよう。

ご馳走様でした。