盲点すぎた「盛華らーめん」味噌つけめん 850円
私の地元は東北の田舎なのだが、特にご当地ラーメンと呼べるような有名なものはない。そんな地方ではあるが、小さい頃から大好きで今でもソウルフードとして根付いているラーメン屋さんがある。
その店では「味噌バターらーめん」が定番で、たぶんお客さんの半分くらいは注文してるように感じる。私が好きでいつも頼んでいるだけかもしれないが。
そんな少年時代だったので、今でも定期的に「味噌らーめん」が食べたくなり、昨日から無性に食べたくなっていた。
昨日は日曜日だったこともあり、「味噌ラーメン」を求めて西の方に向かって散歩をしたのだが、あまりパッとした店がない。
下高井戸の「日高屋」にしようかとも思ったがもう少し歩いてみる。
すると、まだ行ったことがなかった「ラーメン英」を発見し、「替え玉、ご飯一杯無料」の看板に思わず引き込まれてしまった。
700円のノーマルラーメンを注文した。
ノーマルでもチャーシュー2枚に味玉半分、小さめのメンマがたくさん入っていてけっこう豪華。残念ながら写真が酷かったので載せるのは止めておこう...
細麺だが麺量は多めでボリュームもある。そんなに腹は減ってなかったが、替え玉もお願いしてお腹はパンパンになってしまった。
満足度の高い一杯であったが、私の「味噌ラーメン」欲求は満たされていない。
帰宅して近場の「味噌ラーメン」を調べていると、すぐ近所の「盛華らーめん」が目に留まった。
気になったのは、「究極の普通の味噌らーめん」と「美味しい味噌つけめん」のコメント。
数年前に一度伺ったことがあるのだが、そのときは「醤油らーめん」を食べて、あまり印象に残らなかったのでそれ以来スルーしてしまっていた。
そして今日は仕事を終えるとまっすぐに明大前に直行し、「盛華らーめん」に向かう。
注文したのは「味噌つけめん」。
そういえば「味噌つけめん」て、どこにでもありそうだが、やっている店って少ないよな。なんでだろ?かといって、私自身も「味噌つけめん」があっても、「味噌らーめん」ばかり頼んでしまっていた。
今日は気になっていた「味噌つけめん」を初志貫徹で注文。
待っている間に卓上調味料を物色。
昔ながらのアイテムとはいえ、十分に楽しめる万全なラインナップ。
最近は味変アイテムが少ない店も多いのでこういうのが嬉しい。
5分ほど待って「味噌つけめん」が到着。つけ麺のわりには早く感じた。
まずは麺だけをすすってみる。
少しちぢれた中太の麺。ほのかに甘味を感じる旨い麺。
そしてたっぷりな味噌スープに付けてすする。
おー!旨い!
ほのかな酸味と辛みを感じて、つけ麺によく合う味噌スープ。
スープの中には多めのもやしとメンマが沈んでいて、それと一緒に麺をすすると心地よいアクセントになる。
そしてニンニクを少な目に2杯投入してすする。
これだ!この味噌味が食べたかったんだ。
まさに私の好みにドストライクな味。こんな近所にあったとは盲点だった...
スープもたっぷりなので、そのままどんぶりに口を付けて味わう。
つけ麺用だからけっこうしょっぱいが癖になるスープ。
味の染みた柔らかいチャーシューが3枚のってるのも嬉しい。
途中で一味を追加して少し味変したが、それ以外は一気に食べてしまい、他のアイテムは使わずに食べ終わってしまった。
美味しかった。
これから涼しくなってきたら「味噌らーめん」にバタートッピングや、「辛味噌らーめん」も食べてみたい。
当分、「味噌ラーメン」が食べたくなったらこちらを訪問することになりそうだ。
今日もご馳走様でした。